f-commerce等と言う言葉を知っていますか?
FacebookのAPIを活用したE-commerce施策の事で、
ちょうどこの→TowerRecordのFacebookページでやっている様なものです。
このサイトでは商品ごとに「いいね!」ボタンが付いており、
「いいね!」された件数も表示されているので本当の人気商品がどれかが分かる様になっています。
(他にも、友達が「いいね!」していたらそのアイコンを表示するなど色々な事が出来ます。)
更に、「いいね!」をすると当然そのアクションはあなたの友達に通知されます。
「クリフさんが「タワレコ夏フェス応援グッズ’11」のTOWER RECORDS × X-girl Tシャツについていいね!と言ってます」
と言った感じで。
これによって、クリフの友達は「ああ、クリフがこのTシャツの事良いって言ってる。じゃあ、ちょっと見て見ようかな」と言う風に思い、
非常に高い確率でリンクをクリックする訳です。
要するに一種の口コミマーケティング施策な訳ですが、従来の口コミ系サイトとは以下の点で異なります。
・自分のサイトで出来る
今まではテーマに沿った口コミ系サイト内に口コミが集まっており、そこに調べに行くと言うものでしたが、
F-commerceはAPIを活用する事で自社の通販サイトで実施する事ができます。
・アクティブな口コミである
従来の口コミサイトはそのサイトに行って調べると言うパッシブなサービスでしたが、
F-commerceはシステムが自分の友達に「いいね!」した情報をPUSHしてくれるアクティブな口コミサービスと言えます。
・無料で使える。
しかもこれが無料で使えます!
つまり、
自社通販サイトにアクティブな口コミサービスを無料で組み込む事が出来る。
と言う事です。
やらないと損て言う気がしますよね。
まあ、国内のFacebookの普及はまだまだこれからと言うところですが、
先行する米国ではF-commerceの事例はかなり増えて来ているようですので、
国内での活用も進んで行くものと思われます。
このブログではしばらくF-commerceを始めとするソーシャルコマースの可能性と、
従来のターゲットマーケティングの関係について考察して行きたいと思います。