何はともあれ、作って見るのが一番!
開発言語入門の定番。
「Hello World!」と表示するだけのアプリを作って見ましょう。
※本サイトでは、Javaの概念はある程度理解している方を対象とします。
よって、クラスや継承等の説明は省きますのでご了承ください。
その辺が不安な方はググるか、この辺の本を買ってみましょう。
新規androidプロジェクトの作成
まず、Eclipseを起動して、新規androidプロジェクトを作成します。
androidのアプリはプログラムのソースコードや、レイアウト等のXMLファイル、画像ファイルやライブラリ等たくさんのファイルが集まって構成されます。
これらのファイルを一元管理する為に、1アプリにつき1つ用意する箱がプロジェクトです。
実際作って見ましょう。
下図の様に、ファイル→新規→androidプロジェクト と選択します。
すると、新規Androidプロジェクト ダイアログが開くので、
とりあえず何も考えずに以下の通り設定して「完了」をクリックします。
・プロジェクト名 : HelloWorld
・ビルド・ターゲット : Android 1.6
・アプリケーション名 : HelloWorld
・パッケージ名 : com.hogehoge.android.helloworld
・Create Activity : HelloWorld
・Min SDK Version : 4
ちなみに、プロジェクト名、アプリ名等はClass同様大文字から始まらないと行けませんが、
パッケージ名は逆に小文字のみ使えます。
すると、Eclipseの左サイドにある「パッケージ・エクスプローラ」にHelloWorldと言うプロジェクトが追加されています。
これで新規Androidプロジェクトの追加ができました。
簡単でしょ?
一応、軽くプロジェクトの中身を解説しておきます。
まず、「src」フォルダですが、ここは実際にコーディングする.javaファイルが入ります。
次に「gen」フォルダですが、これはADTが自動的に作成するファイルが入ります。ここをいじるとアプリがおかしくなるので基本開けないでください。
次の2つは飛ばして、「res」フォルダ。これはアプリのレイアウト等を定義する各種XMLファイルや、画像ファイル等のいわゆる「リソース」を格納するフォルダです。
そして、最後に、何気に大切なのが、「AndroidManifest.xml」。これはこのアプリの属性や許可情報、バージョン情報等、androidOSに伝えるべき情報を満載した設定ファイルです。これを修正し忘れてアプリが動かないって良くある話なので、ちょっと覚えといて下さい。(クリフも良くやります。。。)