さっきも書きましたが、
今日は奥さん友人結婚式のお供で明治記念館に行ってきました。
クリフはあくまでお供なので、
おいしい料理を食べる事もできずに娘と外苑周辺をお散歩してたんですが、
あの辺の道って、大きな陸上トラック見たいな形をしてるんですよね。
だから、あれをグルーっと歩いてみようと思ったんですが、
やたらジョギングしている人が多くて落ち着いてお散歩できず・・・
よく見たらみんなおんなじゼッケンつけてるんですよね。
しかも、24時間耐久マラソンとかかいてある!?
24時間!?マラソン?マジで!?
後で調べて見たら、何人か交代で走るみたいですね。
ル・マンみたいな感じ。
いや~、頭が下がります。
俺も運動しなきゃ。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日はサイトパフォーマンス測定ツールGPNを紹介します。
ブロードバンドが本格的に普及し、
動画やFLASH、AJAX等リッチなコンテンツも簡単に使えるようになって来ました。
WEBユーザビリティーの観点から見れば、
コンテンツがリッチになればそれだけ伝えられる情報量及び伝え方の効率は向上し、
結果としてサイトの目的である会員登録や購買といったコンバージョンに結びつく
確率も高くなり、WEBサイトとしての価値が向上します。
しかし、一方で無計画なリッチ化はサイトパフォーマンスの低下を招き、
むしろユーザビリティーを悪化させる事になります。
重すぎるリッチ化をする位なら、軽いシンプルコンテンツの方がまだましって事です。
ですから、上手いことサイトパフォーマンスを維持しながら、
適切なリッチ化を実現する事が重要になってきます。
その時課題となるのが、サイトパフォーマンスの測定方法及び評価の基準です。
基本的にWEBサイトのパフォーマンスと言うのは主観的且つ、環境に依存するものです。
なので、製作者が自分の環境で確認して遅くないから大丈夫と言うだけでは不十分です。
回線速度の違いもあるでしょうし、パソコンのスペック、OS、ブラウザの違いと言った事も、
当然WEBサイト表示のスピードに影響してきます。
また、業務としてレポートするにあたっては主観的に「十分なパフォーマンスである」
とか言って報告しても説得力無いですよね。
したがって、
ある基準に基づいた、定量的且つ定期的なパフォーマンス測定が必要になってきます。
これを実現するのが
GPN(Gomez Performance Network)です。
GPNはクリフの会社のサイトでも導入しているASPサービスで、
ゴメス・コンサルティング社が提供しています。
同社は米国Gomezの日本法人で、
毎年日本の企業サイトのランキングを発表している事で有名な、
WEBコンサルティング会社です。
さて、GPNについてですが、
このASPサービスはあらかじめ設定したWEBページに
1時間毎にロボットがアクセスし、その際に掛かった時間を測定してくれます。
測定するのはページ全体の読み込み時間はもとより、
より詳細なパーツ毎の時間も計測します。
例えば、
・DNSサーバーに問い合わせを行い、IPアドレスを解決する秒数、
・HTTPコネクションを構築する秒数
・HTMLファイルを要求する秒数、ダウンロードする秒数
・画像ファイルを要求する秒数、ダウンロードする秒数
・CSSやJSファイルの要求、D/L秒数
などなど、WEBページを表示する際の全ステップを分解して計測してくれます。
これにより、
WEBページのどの部分がネックとなってパフォーマンスが悪化しているのか、
と言ったことを詳細に分析する事が可能になります。
それから、個人的に気に入っているのは、
あくまでロボットがWEBサイトを閲覧するだけの仕組みなので、
自社サイトでなくても計測対象とする事ができると言う点です。
つまり、競合他社のサイトを計測する事で、自社サイトと競合他社の
パフォーマンスを比較することができるのです。
これはどこまでパフォーマンスを改善すべきかを検討する上で、
非常に有益な指標となります。
ちょっと、長くなったので、今日はここまで。
続きはまた後日書きますね。

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