GPN その2

On 2009年9月14日, in ブログ, by cliph

GPNの件続きです。
GPNが任意のサイトのパフォーマンスを細かく分解して、
自動測定してくれるツールだと言う事は理解して貰えたでしょうか?
今日は、その他の便利な機能について紹介します。
■便利機能その1 「複数ページを順番に測定」
  GPNは、複数ページに順番にアクセスして、ページ毎のパフォーマンスを測定してくれます。
  この機能によって、ログインが必要なページのパフォーマンスも測定する事が可能です。
■便利機能その2 「サイトパフォーマンス分析」
  この機能を使うと、各オブジェクトの表示秒数等を元にそのページの問題点を分析し、
  解決策を提案してくれます。(英語ですが、、、)
■便利機能その3 「パフォーマンスレポートのメール送信」
  あらかじめ設定したサイクルで、測定結果をメールで送ってくれます。
■便利機能その3 「一般家庭からの測定」
  通常はGomezが契約するデータセンターから測定をするのですが、
  これだと、ユーザーの回線環境、PC環境を加味した測定が出来ません。
  それを解決する為に、測定ツールを導入した一般家庭PCから測定を行うオプションがあります。
  これを使えば、よりリアルなパフォーマンス測定が可能となります。
  ですが、ちょっと割高なのでスポットで調査するような使い方が良いと思います。
以上、私が知る限りでの便利機能ご紹介でした。
最後に、お値段のお話ですが、
基本の料金体系は、測定回数による従量課金で、
測定の密度や、対象ページの数によって異なりますが、
おおむね10万~20万位で十分な測定が出来る様な設定になっていると思います。
Gomez社はもちろんコンサルティングもやっていますので、
ツールを使って分析するのも面倒くさいと言う方はマルっと任せてしまうのも手だと思います。
ま、クリフの会社ではそんな金出せませんでしたけど、、、

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さっきも書きましたが、
今日は奥さん友人結婚式のお供で明治記念館に行ってきました。
クリフはあくまでお供なので、
おいしい料理を食べる事もできずに娘と外苑周辺をお散歩してたんですが、
あの辺の道って、大きな陸上トラック見たいな形をしてるんですよね。
だから、あれをグルーっと歩いてみようと思ったんですが、
やたらジョギングしている人が多くて落ち着いてお散歩できず・・・
よく見たらみんなおんなじゼッケンつけてるんですよね。
しかも、24時間耐久マラソンとかかいてある!?
24時間!?マラソン?マジで!?
後で調べて見たら、何人か交代で走るみたいですね。
ル・マンみたいな感じ。
いや~、頭が下がります。
俺も運動しなきゃ。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日はサイトパフォーマンス測定ツールGPNを紹介します。
ブロードバンドが本格的に普及し、
動画やFLASH、AJAX等リッチなコンテンツも簡単に使えるようになって来ました。
WEBユーザビリティーの観点から見れば、
コンテンツがリッチになればそれだけ伝えられる情報量及び伝え方の効率は向上し、
結果としてサイトの目的である会員登録や購買といったコンバージョンに結びつく
確率も高くなり、WEBサイトとしての価値が向上します。
しかし、一方で無計画なリッチ化はサイトパフォーマンスの低下を招き、
むしろユーザビリティーを悪化させる事になります。
重すぎるリッチ化をする位なら、軽いシンプルコンテンツの方がまだましって事です。
ですから、上手いことサイトパフォーマンスを維持しながら、
適切なリッチ化を実現する事が重要になってきます。
その時課題となるのが、サイトパフォーマンスの測定方法及び評価の基準です。
基本的にWEBサイトのパフォーマンスと言うのは主観的且つ、環境に依存するものです。
なので、製作者が自分の環境で確認して遅くないから大丈夫と言うだけでは不十分です。
回線速度の違いもあるでしょうし、パソコンのスペック、OS、ブラウザの違いと言った事も、
当然WEBサイト表示のスピードに影響してきます。
また、業務としてレポートするにあたっては主観的に「十分なパフォーマンスである」
とか言って報告しても説得力無いですよね。
したがって、
ある基準に基づいた、定量的且つ定期的なパフォーマンス測定が必要になってきます。
これを実現するのが
GPN(Gomez Performance Network)です。
GPNはクリフの会社のサイトでも導入しているASPサービスで、
ゴメス・コンサルティング社が提供しています。
同社は米国Gomezの日本法人で、
毎年日本の企業サイトのランキングを発表している事で有名な、
WEBコンサルティング会社です。
さて、GPNについてですが、
このASPサービスはあらかじめ設定したWEBページに
1時間毎にロボットがアクセスし、その際に掛かった時間を測定してくれます。
測定するのはページ全体の読み込み時間はもとより、
より詳細なパーツ毎の時間も計測します。
例えば、
・DNSサーバーに問い合わせを行い、IPアドレスを解決する秒数、
・HTTPコネクションを構築する秒数
・HTMLファイルを要求する秒数、ダウンロードする秒数
・画像ファイルを要求する秒数、ダウンロードする秒数
・CSSやJSファイルの要求、D/L秒数
などなど、WEBページを表示する際の全ステップを分解して計測してくれます。
これにより、
WEBページのどの部分がネックとなってパフォーマンスが悪化しているのか、
と言ったことを詳細に分析する事が可能になります。
それから、個人的に気に入っているのは、
あくまでロボットがWEBサイトを閲覧するだけの仕組みなので、
自社サイトでなくても計測対象とする事ができると言う点です。
つまり、競合他社のサイトを計測する事で、自社サイトと競合他社の
パフォーマンスを比較することができるのです。
これはどこまでパフォーマンスを改善すべきかを検討する上で、
非常に有益な指標となります。
ちょっと、長くなったので、今日はここまで。
続きはまた後日書きますね。

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明治記念館

On 2009年9月12日, in ブログ, by cliph

今週は夜が忙しくて更新できなかった。
今日も奥さんの友人結婚式にお供して、
明治記念館に来てます。
奥さんが披露宴に出てる間、
外で娘と待ってるんだけど、
大泣きされたらどうしようもないね(^_^;)
祈るしかない。
そういえば、
永久不滅ウォーカーの歩数計が、
ようやく届きました(^_^)
やっぱりカッコイイね☆

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テンプレート変えました

On 2009年9月8日, in ブログ, by cliph

あまりに暗くて読みにくかったので、テンプレートを変えました^^
さわやか系ビジネスマンアピールで行きたいと思います。
さて、今日は最近話題のデータマイニングツールを照会します。
ご存じない方の為にまずは、「データマイニング」のご説明から。
データマイニングとは、
ユーザー属性や、過去の購買履歴などの行動ログから
法則性を抽出するデータ分析手法の総称です。
どんな風に使うかと言うと、
例えば
顧客属性と、過去に購買した品物の膨大なデータをインプットとして、
「こう言う属性の人は、この商品を買う確率が高い」
と言ったモデルを作り、
それに基づいて次にその商品を買いそうな人をピックアップしてDMを送ると、
レスポンス率が通常よりも高いと言った感じで使います。
この手法自体は10年前くらいから普及しており、
有名なところではSAPやSPSSと言った高性能なデータマイニングツールが存在します。
ただ、これら従来型のツールは、
予測モデルを基本的にマンパワーによる試行錯誤でブラッシュアップする想定なので、
一つのモデルを作り上げるのに膨大な時間が掛かると言うネックがあり、
一度作ったモデルはそう簡単に作り変える事が出来ませんでした。
フレキシブルにモデルを見直す事が出来ないと言うのは、
動きの早いWEBの世界では結構大きな問題です。
これを解決する画期的なデータマイニングツールが
「KXEN」です。
このツールは出来る事の範囲で言えば従来型ツールに及ばない部分がありますが、
その代わり、従来型ツールがマンパワーで実現している、
モデルの試行錯誤プロセスが自動化されています。
これによって、精度の高い予測モデルの作成が数時間で出来るようになり、
日々の利用動向の変化などを敏感に反映する予測モデルの構築も可能となります。
(実際はそこまでやる必要はありませんが、それだけ早いって事です。)
また、ユーザーインターフェースも非常にシンプルに作られており、
データマイニングの知識が浅くても十分に運用する事が可能で、
一部のハイスキルな人向けの代物であったデータマイニングツールを
実用的なマーケティングツールに昇華させた実に画期的なツールと言えます。
自動化される範囲は検証の部分にとどまらず、
シェルを構築する事で分析プロセス全体を自動化する事も可能で、
究極の形としては、
マーケティングのPDCAサイクルを全て自動で回すシステム構築の
可能性を秘めたツールです。
開発元は米国の「KXEN」社で、
日本での販売代理店はサンブリッジ社です。
データマイニング系の展示会等で最近良く公演されてますので、
ご興味あれば足を運んで見てください。
ま、決して安くない製品ですが、
本格的に活用できるのなら十分にペイする製品だと思います。

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新車

On 2009年9月7日, in ブログ, by cliph

エクストレイル
新車来た~!!!
いまどきエコカー減税の対象とならない、
2.5Lのエクストレイル!!
やっぱり車はパワーです。
荷物積みまくってやります ^ ^

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勉強楽しい!!

On 2009年9月7日, in ブログ, by cliph

今週末は教科書を買ってandroid開発の勉強三昧でした。
ちなみに買った教科書は
「Google Android アプリ開発ガイド」
出版社:秀和システム ¥3,000
JAVAの開発経験がある事が前提の本なので、
ほとんどJAVAを忘れてる身としてはかなり刺激的^^;
出てくる単語や、サンプルコードの意味が分からず、
そのたびググッて思い出すの繰り返し。
久しくこの感じ忘れてたけど、
やっぱり勉強するのって楽しい!!
自前で開発するのはまだ少しかかりそうだけど、
今日教科書に沿ってサンプルプログラムの改造まで辿り着きました。
自分で弄ったものが想定通り動くのってやっぱり嬉しいね。

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ザッピングSEO

On 2009年9月4日, in ブログ, by cliph

さて、初のサービス紹介記事です。
今回ご紹介するのはブログウォッチャー社
「ザッピングSEO」と言うサービスです。
仕組みを簡単に説明すると以下の通り。
・適用対象のサイトに流入するキーワードをビーコンタグで捕捉。
            ↓
・捕捉したキーワードに関連する情報をまとめたランディングページを自動生成
            ↓
・上記キーワードで検索流入
ポイントは「自動生成」ってとこです。
一般的なSEOはそのサイトで注力したいビックワードやミドルワードをターゲットとして、
検索結果の上位表示を目指しますが、
実は件数が少ないものも入れると流入検索ワードは数千~数万種類に及びます。
この所謂ロングテールワードからの流入件数を合計すると結構バカにならない規模になります。
場合によっては、競合の激しいビッグワードで対策するより、
ロングテールワードで広く浅く集客する方が効率的という事もありえるでしょう。
では、数千種類に及ぶロングテールワードのSEO対策と言うのはどの様に行えば良いでしょう?
一つはそれぞれのキーワードでランディングしているページの内部対策を行うと言う事がありますが、
全ロングテールワードで対策を行うと言う事は、サイト内のほぼ全てのページで内部対策を行い、
且つ、ランディングページとしての体裁も整える必要が出てきます。
これは大きなサイトになればなるほど現実的な方法ではなくなってきます。
特に既にSEO無視でサイトがバリバリ運用されている場合は絶望的でしょう。
実際、内のサイトでこんな事をやろうと言い出したら、
ぼろ糞にされる事請け合いです。
そんな時に活躍するのが、
ロングテールキーワード用ランディングページを自動生成する
ザッピングSEOです。
自動生成なので、ユーザーは殆どなにもせずとも勝手にLPが作られ、
数千に及ぶロングテールキーワードに広く網を張る事が出来ます。
また、自動生成LP同士はこれまた自動的に相互リンクが張られ、
SEOへの配慮もあります。
更に本体サイトとはドメインで運用すれば、
本体サイトへのリンクが爆発的に増える事となり(ドメイン・IP分散はありませんが)
本体サイトへのSEO効果も見込めるそうです。
当社サイトではまだ導入していないので実績はお話できませんが、
R25向けに導入しており、同サイトへの流入のかなりの量をこのザッピングSEOから送っているとの事。
例えば「草場洋方」(あまりにもロングテールで意味が分かりませんが。。)
と言うキーワードでググッてみるとうわさのザッピングページが出てきます。
お気づきの方も多いと思いますが、
このサービス、本体サイトのコンテンツバリエーションが
多ければ多いほど効果を発揮します。
R25なんてまさにうってつけなサイトなわけですね。
正直内のサイトはそこまでバリエーションが豊富ではない為、
今後、コンテンツの幅を広げて行きたいと思っています。
株式会社ブログウォッチャー

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android開発の勉強開始

On 2009年9月4日, in ブログ, by cliph

今日、android開発のテキストを買ってきました。
せっかくオープンなのが売りなんだし
やっぱり、自分で作って見ないとね
とりあえず作ってみようと思ってるのは、
web上に置いた営業数値等のデータを
同期して見やすく表示する簡易BIツール。
久しぶりのプログラミンクだから、
かなりワクワクです(^-^)v

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twitterって儲かってるの?

On 2009年9月2日, in ブログ, by cliph

twitterのビジネスモデルが良く分からない。
広告が出るわけではないし、
ユーザーは無料。
APIも使い放題だし、ツールを売ってるわけでもない。
うーん。どうなんだろう。
自分がビジネスに使うならどう使うか妄想してみよう。
1.口コミ?
  影響力のあるユーザーに広告的な事をつぶやいてもらい、Buzz効果を狙う。
  ⇒これはニーズあるかも。ただし、影響力のあるユーザーとは誰か?
    広告とばれないようにうまくやれるか?とか懸念点はありそう。
2.広告
  つぶやきに時々広告つぶやきが入る。
  ⇒これも別にありな気がするが、問題はキャパだろう。
    ユーザーがウザく思わない頻度での出稿でどの程度リーチできるものか?
    ただし、そもそも垂れ流し前提のついったーなので結構頻度上げてもいいのかも。
3.有料サービス
  動画投稿等の拡張機能や、株価情報、ニュース配信等の情報サービス、
  内輪だけでのクローズドサービス、ビジネスに特化した実名サービス等、
  既に各SNSが実施しているような有料サービスの展開も可能性があるだろう。
4.出会い系
  詳細プロフィールの交換が出来る出会い系機能を有償で提供するのもありだろう。
・・・・うーん。
なんかどっかで聞いた事のあるような事しか思いつかないな~
ま、利用者としては楽しいから潰れないで続いてくれれば良いんですけどね。
あ、でも内の会社として使う事もあるのかな?

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SEO業者比較

On 2009年9月1日, in ブログ, by cliph

今日は仕事で比較したSEO業者の情報をまとめておこうと思います。
比較の前提は以下の通り。
 ・対策キーワード : あるビッグワード1つ
 ・サイト       : 新たに立ち上げる比較系サイト
 ・ドメイン      : 新規
 ・ターゲット     : 1ページ目表示
比較した業者は以下の5社
1.C社(緑のとこ)
2.C社(I社とO社の合弁)
3.F社
4.A社
5.R社
結論としては、2のC社を選んだんですが、
SEMの経験が浅い身としては、正直選定基準が分からず苦労しました。
分からないながらも基準としたのは以下の点。
1.研究体制
  SEのルール変更を早期に察知し、順位変動のリスクを最小限におさえ、
  かつ効率的に上位表示を実現できるノウハウを継続的に蓄積できる環境があること。
  ⇒C社、C社は研究部隊があることを確認
2.運用体制
  当社サイトにかかわる担当のスキルが高い事。
  ⇒C社2は担当のスキルが高そうであった。
3.提案内容の現実性
  自学レベルでの知識と、各社の提案内容の突合せにより、
  各社の提案内容が現実的であるかを確認。
  ⇒R社の提案は具体性に欠ける印象。
4.スパム行為の排除
  スパムとみなされるような対策を採用していないか。
  ⇒何れの先もスパムの気配はなさそう。
5.上位表示への意欲
  かなり難易度の高いワードでの対策となった為、
  1ページ目表示のハードルはかなり高いものとなるが、
  それでも1ページ目を目指す自信と意欲があるか。
  ⇒C社2が比較的意欲的。
6.コストの妥当性
  弊社ビジネス要件として上限となる金額内で有効な提案を頂けるか。
  ⇒1~3の各社は最終的に同水準の提案となった。
7.担当者の信頼感
  当社担当がノウハウ的にも、人間的にも信頼できる人間であるか。
  ⇒C社1はちょっとガツガツしすぎている印象
8.事業の安定性
  SEO業界も景気が良くないと聞くが、それでも事業を存続できる、
  財務体力のある会社である事。
  ⇒C社1,2は申し分ない大手。F社、A社は雲行きがあやしい。
9.風評
  悪いうわさを良く聞く先はなるべくさける。
  ⇒A社は社内での評判が悪く、F社は落ち目との声が。
金額以外は殆どが定性的かつ、主観的な判断をせざるを得なかったわけですが、
まあ、結局のところやって見なければわからないので、
失敗した時はそれはそれでノウハウと割り切って走り出そうと思ってます。
その後の展開は随時書いていこうと思います。

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