まだまだ、全然勉強は進んでないんだけど、
妄想だけがつっぱしってる^^;
こんなものを作りたい!
って言うのが思いついたので備忘録的に書いておきます。
このアイデアに至った前提として、
日本ならではの発想に基づいたサービスにしたいと言う思いがありました。
今、世の中で幅を利かせている、
サービスの殆どは欧米発の技術に基づいていて、
日本発のものってやっぱり少ないよね。
これって日本人として悔しいじゃない。
大した技術を持ってるわけでもない俺が言うのもおこがましいんだけど、
それでも何かに本気で取り組むモチベーションとして悔しさって最適だと思うんだよね。
だから、
世界に通用する、日本発のサービスを作り上げたい。
それが俺の夢になりそう。
で、今回思いついたのは以下の通り。
・日本古来の八百万の神の発想に基づき、全てのものに「神」と言うエージェントを住まわせる。
・現存するサービスでは、ドコモのiコンシェルや、ポストペット等に近い考え方。
・「神」は自分の状態を把握し、ユーザーに各種の通知機能を持つ
・「神」は自然言語解析、学習エンジンを持ち、ユーザーとコミュニケーションを取りながら、
ユーザーの趣味嗜好、人間性を学習して行く。
・「神」は同種のアイテム間で知識を共有している
例えば、ソニーのブラビアの「神」は各家庭全てのブラビアで共通の知識を持つ。
ただし、ユーザーとのコミュニケーションで特化すべき所はローカルに情報を持つ。
・「神」を住まわせる対象はデジタル家電に留まらず、家具等オフラインな物も対象とする。
この場合、「神」各家庭のホームサーバーに住まう。
・日本人であれば分かる事であるが、「神」と言えどもキリスト教や、イスラム教の絶対神の考えとは、
全く異なるもので、崇拝の対象ではない。あくまで自然への畏敬の念の延長線にある、
全てのものに命が宿るという考え方。
・ものに命(「神」)を宿す事で、愛着がわき、大切に扱う様になる。
→自然環境保護に寄与。
・神を住まわせるプラットフォームとしては、androidの様なオープンOSを想定。
・パーソナライズの観点から全てをWEB上に置くのではなく、実体はローカルに持ちたい。
クラスはWEB上、インスタンスはローカルの様なイメージ。
・場合によっては、国や土地、地球を代表する「神」を立てる事も考えられる。
恐らく、ここまで読んで引いた人もいるでしょう。
いきなりオカルトかよと(笑)
でもね、
日本人らしさって突き詰めるとこのあたりに落ち着くんですよ。
要するに、周囲の全てのものとの調和を尊び、大勢で一つの方向へ向かう事を
心地良く思うのが日本人の平均的な感覚らしいです。
その一つの顕現が八百万の神の発想であって、
これは欧米ではキリスト教に駆逐されてしまった考え方です。
これを突き詰めて行く事で日本らしい何かを生み出す事ができるんじゃないかと
そう思うわけです。
最近、坂の上の雲(司馬遼太郎)を読んでいて、
西欧列強に必死で追いつこうとする明治の日本の姿に、
今の日本の姿が少し重なって見えるときがあります。
当時は、帝国主義と言う競争において大きく出遅れていた日本ですが、
今は経済、産業、科学技術と言った非軍事的な競争においてアメリカ等の超先進国に
劣後している状況だと思います。
明治の日本人は生活水準を切り詰めながら、必死で前に進み、
西欧列強の侵略に耐えました。
今の我々ももう少し、日本人としての誇りを持って、
世界と渡り合える努力をするべきではないかと思うのです。
そんな事を思いながら、
クリフはこれからいろんな事を勉強し、取り組んで行きたいと思っています。