あまりに暗くて読みにくかったので、テンプレートを変えました^^
さわやか系ビジネスマンアピールで行きたいと思います。
さて、今日は最近話題のデータマイニングツールを照会します。
ご存じない方の為にまずは、「データマイニング」のご説明から。
データマイニングとは、
ユーザー属性や、過去の購買履歴などの行動ログから
法則性を抽出するデータ分析手法の総称です。
どんな風に使うかと言うと、
例えば
顧客属性と、過去に購買した品物の膨大なデータをインプットとして、
「こう言う属性の人は、この商品を買う確率が高い」
と言ったモデルを作り、
それに基づいて次にその商品を買いそうな人をピックアップしてDMを送ると、
レスポンス率が通常よりも高いと言った感じで使います。
この手法自体は10年前くらいから普及しており、
有名なところではSAPやSPSSと言った高性能なデータマイニングツールが存在します。
ただ、これら従来型のツールは、
予測モデルを基本的にマンパワーによる試行錯誤でブラッシュアップする想定なので、
一つのモデルを作り上げるのに膨大な時間が掛かると言うネックがあり、
一度作ったモデルはそう簡単に作り変える事が出来ませんでした。
フレキシブルにモデルを見直す事が出来ないと言うのは、
動きの早いWEBの世界では結構大きな問題です。
これを解決する画期的なデータマイニングツールが
「KXEN」です。
このツールは出来る事の範囲で言えば従来型ツールに及ばない部分がありますが、
その代わり、従来型ツールがマンパワーで実現している、
モデルの試行錯誤プロセスが自動化されています。
これによって、精度の高い予測モデルの作成が数時間で出来るようになり、
日々の利用動向の変化などを敏感に反映する予測モデルの構築も可能となります。
(実際はそこまでやる必要はありませんが、それだけ早いって事です。)
また、ユーザーインターフェースも非常にシンプルに作られており、
データマイニングの知識が浅くても十分に運用する事が可能で、
一部のハイスキルな人向けの代物であったデータマイニングツールを
実用的なマーケティングツールに昇華させた実に画期的なツールと言えます。
自動化される範囲は検証の部分にとどまらず、
シェルを構築する事で分析プロセス全体を自動化する事も可能で、
究極の形としては、
マーケティングのPDCAサイクルを全て自動で回すシステム構築の
可能性を秘めたツールです。
開発元は米国の「KXEN」社で、
日本での販売代理店はサンブリッジ社です。
データマイニング系の展示会等で最近良く公演されてますので、
ご興味あれば足を運んで見てください。
ま、決して安くない製品ですが、
本格的に活用できるのなら十分にペイする製品だと思います。